• nqc29548

令和4年

 新しい年が明けました。おめでとうございます。


 新春早々、コロナの新種(オミクロン株)のために、やむなく檀家総集会を中止する決定を総代さまと合議し、その書類作成に追われています。


 昨年中も行事は、春秋彼岸会、施餓鬼会、観音・薬師尊の縁日、地蔵尊の縁日、十夜・仏名会を実施できましたので幸いなことではありましたが、今年こそはの新年最初。檀家さんが本堂にお参りする機会を止めるというのは、やるせない苛立ちや焦りを感じます。



 数日前の大晦日。今回も少な目の23名が梵鐘を打ってくださいました。

 ここでしか会わない人同士が交わす、「今年も来れました」「今年もよろしく、ま、ここでしか会わないけれど…」という恒例の世辞も小気味よく。


 それにも増して、煩悩をめぐるお決まりのようなコメントも、今回は味わい深く、心に響きました。


 「今年の反省をしておかなね」

 

 「来年は良いことあるかな…」


 「煩悩だらけだから、何回ついても消えないんだけど」


 そういった言葉を漏らされる人たちの、ほんとうに懸命な、つつましやかなお暮らしが想われ。

 よく自身を見つめて、謙虚な気持ちで鐘の前に、御堂の前に、立たれているな、と感じ入ったのです。



 お寺でお念仏する定例会を復活させる、と静かに心した除夜の鐘でした。




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