nqc295482022年7月8日1 分第7章「立教開宗」【解説】 善導大師の御文を改めて拝読すること三度。 『彼の仏の願に順ずるが故に・・・』と呟かれたかどうかは分かりませんが、「そうか、それで良いのだなぁ」と腑に落とされた瞬間があったに違いありません。 一切経を五度も読まれ、これはと思うものはさらに三度目を通されて、何度も拝読...
nqc295482022年6月12日1 分『仁誉編 月参り頒布版 法然上人行状絵図』(2022年・西光院)祖師の最もスタンダードな伝記である『法然上人行状絵図』(四十八巻伝・勅修御伝)。 西光院では、平成27年(2015)11月より令和3年(2021)3月までの歳月をかけて48章に抜粋して切り出し、月参り・年忌参りなどで拝読してきた。...
nqc295482022年6月12日1 分『元祖大師御法語 前篇・後篇(西光院版)』 (2022年)大正4年(1915)に総本山知恩院が発行した法然上人の御法語集で、教えの要点を抽出したもの。法話の題材に選ぶなど、教師・檀信徒に最も親しまれており、重要な役割を果たしている。 西光院では、平成22年(2010)から6年間、前・後篇の都合62章に対し、住職が独自に語句調べ・現...
nqc295482022年5月26日1 分第6章「釈迦堂参籠と南都遊学」【解説】 法然上人24歳の時、一度比叡山を降りられ、先ずもって嵯峨の釈迦堂を訪ねられます。 「生身(しょうしん)の釈迦」として尊崇を集めているそのお釈迦さまに対面し、教えを請う思いでいらしたことでしょう。 また同寺は、当時では珍しく民衆に至るまで境内に参詣を許された珍しいお...